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クレジットカードの歴史
クレジットカードの歴史
クレジットカードの元になったのは20世紀初めにアメリカの石油会社がつくった特定のお店で使えるクレジット冊子であったと言われています。これは加入者達のサインと加盟店の名簿を綴じたものであったそうです。その後、1950年に世界初の汎用クレジットカードとして、ダイナーズクラブが発足しました。
クレジットカード誕生の有名な話で、ニューヨークの実業家がレストランで食事をした時、財布を忘れたことに気づき、お金があるのにそれを持ってくるのを忘れただけで食事ができないのはおかしい、と考え、それがきっかけで現金を持たなくても食事をできるシステムを考え出したというのがありますが、現在はどうやらダイナーズクラブがあとで作り出した創作話であると考えられています。
その後、1958年にアメリカンエクスプレスがアメリカンエクスプレスカードを、やや遅れてバンクオブアメリカがVISAカードの前身となるバンカメリカードを発行します。その後1964年にアメリカの各航空会社が汎用カードの受け入れを続々と開始したことで、クレジットカードは一気に爆発的に普及することになりました。そして1966年にマスターカードの前身となるマスターチャージが設立されたことにより、5大ブランドカードである、VISA、MASTER、AMERICAN EXPRESS、DINERS、JCBのうちの4つがアメリカで出そろいました。
なお、JCBは日本で日本信販と三和銀行の共同出資によるジャパンクレジットビューローの設立が、その歴史の始まりとなっています。